レザークラフト初心者が作る A4用紙が入るクラッチバッグ

はじめに

今回はレザークラフトでクラッチバッグを作成したいと思います。

イメージとしては外出時に財布やスマートフォンを入れられるサイズ、かつA4用紙を折らずに入る大きさで考えています。

工程

今回は以下の工程で進めます。

  1. 型紙作成
  2. 裁断
  3. トコ処理
  4. 接着
  5. 縫製
  6. 仕上げ

型紙作成

A4用紙が入るサイズということで大きさは

340mm×230mm

で考えます。

手縫いの範囲を減らすために1枚革で作成します。
革を三つ折りにして袋とふたを作るイメージです。

そのためには大きめの革が必要ということで、今回はA2サイズの革を使用します。

A2サイズは594mm×420mmのため

420mmから340mmを切り出し

594mmから袋部分の230×2=460mmとふたの594-460=約130mmを切り出します。

型紙は340mm×230mmで作成しました。
型紙の下にあるのが今回使用するA2サイズの革です。

裁断

A2ともなるとかなりの大きさですね。
革のヨレや皺を考慮して画像の右側を使用できるように裁断します。

裁断後でも大きいですね。

トコ処理

ひたすらトコ処理を行います。

ふたの裏側になる部分は念入りに行います。

ムラがありますが、これもまたいい味を出していると思い込みます。

※トコ処理後の写真を撮り忘れました。

接着

袋の側面を接着します。
今回は端から3mmの部分を縫うため、接着も3mmの幅で行います。

折り返す部分は折り目の癖をつけてから接着を試みましたが、それでも難しかったので数回に分けて接着しました。

クリップが5つしかないので左右非対称です(笑)

ふたの裏側のムラ具合もここで確認できます。

縫合

まずはステッチンググルーバーで溝掘りを行います。

当初は袋部分のみを縫う予定でしたが溝を長く掘りすぎてしまったため、ふた部分も縫うように予定を変更しました。

続いては菱目打ちで縫い穴を開けます。

一通り穴を開けました。
脳内では「音のソノリティ」のBGMが流れていました。

いよいよ針と糸で縫う作業です。
今回は3辺で約100cmなので糸は400cm用意します。

3時間程で縫い終わりました。

菱目打ちの斜めのラインを意識した縫い方はできましたが、糸が細かったのか溝が目立つ仕上がりになりました。
どちらが裏表かわかりませんが、反対側に溝があると良いように感じます。

次回以降の検討事項にしたいと思います。

仕上げ

縫い糸を馴染ませてコバを処理したら、最後に表面を磨いて完成です。

財布や本も入ります。

もちろんA4用紙もファイルごと入ります。

ここまで考えていませんでしたが、手持ちのパソコンも入りました。
パソコンケースとしても使えそうです。

おわりに

今回はクラッチバッグの作成をお伝えしました。

縫い糸の仕上げの部分で検討事項はありますが、その他は満足できる仕上がりでした。
また何か作成したらそれをお伝えできればと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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