自分でグローブ型付け! ウイルソンD5型を小指2本入れ仕様に仕上げる

はじめに

先日、ウイルソン「D5型」の魅力についてお伝えしました。

グローブ選びに迷ったらコレ! ウイルソン「D5」の魅力

今回はウイルソンD5型を小指2本入れ仕様に型付けしたのでその過程をお伝えしたいと思います。

型付けの方法について

今回は自分で手軽にできる方法として、オイル等を使った手揉みでの型付けについてお伝えします。

この方法のメリットとしては

  • 物品や環境を整えるハードルが低い
  • 自分好みの型に仕上げられる可能性が高い

一方、デメリットとしては

  • 使えるようになるまでには時間が必要となる

以上の点がそれぞれ挙げられます。

即戦力のグローブが必要な時には向かない方法になりますが、時間をかけて仕上げる分、グローブだけではなく自分自身のグローブの使い方や守り方についてもしっかり考える機会になるのでとても有効な方法だと思います。

手順

  • 下準備
  • 手揉み

手順としてはいたってシンプルで手揉みとその下準備になります。

以下でそれぞれについてお伝えしたいと思います。

使用物品

今回は以下の物品を使用しました。

  • ウイルソン キープコンディショニングオイルⅡ
    浸透力が抑えめのため、グローブが重くなりにくいそうです。
  • ジュンケイ JG-01
    接着成分の少ないグリスで表面からも塗ることができます。
    革に浸透して強度を上げる効果が期待できるそうです。
  • グラブハンマー
  • ボール
    ゲートボールの練習球を使用しています。

理想を言えば叩き台があると良いのですが、私はクッションやソファで代用しました。

下準備

ここでは手揉みを行うにあたっての下準備を行います。

まずは指先と手首のバンドのレースを抜きます。

それぞれの指ごとに揉み込むことやバンド部が突っ張らないようにすることで手揉みが行いやすくなります。

その後、オイル等の塗り込みを行います。

今回はジュンケイのJG-01とウイルソンのキープコンディショニングオイルⅡを使用しました。

塗り込み前後で多少色合いやツヤ感が変化していると思います。

ここまで行ったら手揉みを行います。

手揉み

手揉みを行うことでグローブの関節を作りたいと思います。

私は硬めの仕上がりが好きなので全体はあまり揉み込まず、関節部分とウェブを中心に揉み込みを行います。

大まかにこの3か所で関節を作れるように揉み込みました。

赤の線を作るイメージ

緑の線を作るイメージ

また、今回選択したMBウェブはクロスウェブやHウェブと比べて硬く仕上がるため、ウェブ部分も丁寧に揉み込みます。

グローブ全体を柔らかく使いたい方は土手部分も揉み込むと良いと思います。

基本的にはオイル等の塗り込みと手揉みを繰り返します。
※オイル等の塗り込みは毎回でない方が良いと思います。

ある程度関節が作れたらボールを使用してポケットの形成を行います。

通常のボールでもよいのですが、私はゲートボールの練習球を使用しました。

通常のボールに比べて重さがあるため、ポケットの形成にちょうど良いと感じています。

大きさも野球のボールとほぼ同じのため重宝しました。

実際に使えるようになるまで

今回の場合は週5回20分程度行って

  • キャッチボールまでに1か月
  • 実戦で使用するまでに2か月

ほど期間を要しました。

もちろん型付けを行う頻度や好みの硬さ、力加減によって仕上がりまでの期間は前後すると思いますが、オーダーしてから半年かからずに実戦で使用することができました。

まとめ

今回は自分で手軽にできる方法として、オイル等を使った手揉みでの型付けについてお伝えしました。

序盤でお伝えしましたが、手揉みでの型付けは時間をかけて仕上げる分、グローブだけではなく自分自身の手(グローブ)の使い方や守り方についてもしっかり考える良い機会になると思います。

まず、グローブそのものの造りが自分の使いたい型に適していなければ上手く仕上げられる可能性は低くなると思います。
例:浅く使うことを想定したグローブに深く使う型付けを行うなど

メーカーが想定しているグローブの使い方に関する知識やそもそものグローブのコンセプトがはっきりしているメーカーを選ぶなどの知識も必要になると思います。

加えて自分自身の手の動きについて、どのような使い方が力を発揮しやすいのかを知っておくと型付けの選択肢やイメージを絞りやすいと思います。
例:指からまたは手の平のどちらから握る方が力を発揮しやすいのかなど

また、グローブに使う革は天然の素材であり全く同じものが存在しないため、同じ型番でも多少の個体差が生じます。

実店舗で購入する場合は実物に触れられるため、自分に合うのかや型付けのイメージがしやすいですが、オーダーの場合は届くまで実物に触れられないのでどのようなグローブが届くのかは運次第になってしまうと思います。

長くなりましたが、簡単にまとめると

  • 自分はグローブをどのように使いたいのか?
  • 自分はどのような手(グローブ)の使い方が適しているのか?
  • そのような使い方に合ったグローブはどれなのか?

といったことを考えたうえでグローブを購入できると型付けも行いやすくなるのではないかと思います。

おわりに

今回はグローブの型付けについてお伝えするつもりでしたが、終盤はグローブの選び方の話にもなってしまいました。

以前はグローブに関する情報はカタログを見たり人づてに聞いたりなどで収集元が限られていましたが、今は野球用品店のWebページや動画サイト、SNSなどで詳しい情報を手に入れられる時代になりました。

型付けをショップに依頼する場合でも自身のイメージが絞れているとやり取りもスムーズになると思いますし、仕上がりもより満足できるものになるのではないかと思います。

この投稿がグローブ選びや型付けに迷っている方の参考になれば幸いです。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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