はじめに
皆さんはグローブを買うときに何を基準に選んでいますか?
メーカー
デザイン
価格
革質
大きさ
形
〇〇(選手名)モデル
直感
カタログの情報
チームメイトが使っているのを見て・借りて
いろいろな判断基準や選んだ理由があると思います。
私自身の経験を思い返してみると、中学校に上がる際に店舗でグローブを親に買ってもらって以降は自身でオーダーグローブしか買っていないため、各メーカーのカタログに表記されている情報から大きさやポケットの形状(浅い・深い、狭い・広いなど)を判断してグローブを選んでいました。
思った通りのグローブが届くこともあればそうでないこともあり(オーダーグローブを買う醍醐味とも言えますが)、あまり日の目を見ることができなかったグローブもありました。
昨年、そんな私が初めてグローブの型番や使い方、型の付け方を熟考した結果、ウイルソンのD5型でオーダーグローブを作成しました。
今回はなぜD5型を選んだのか、そしてD5型の魅力とは何か、私なりの考えをお伝えできればと思います。
ウイルソン「D5型」とは
そもそもD5型の「D」とは「DUAL(デュアル)テクノロジー」シリーズの「DUAL」の略称で、ウイルソンのホームページでは以下のように紹介されています。
「DUAL」とは「Dual Welting(デュアルウェルティング:2本のはみだし)」の通称。その名の通り、はみだしが2本あることが一般的なグラブとの違いです。これにより従来のグラブに比べ指先の強さに決定的な違いが生まれるのですが、その構造は見た目ほど単純ではなく、細かいパーツを幾つも重ね合わせ、指袋にマチを設けて立体的に縫合された複雑かつ緻密なDUAL独自の内部構造から成っています。
この「DUALテクノロジー」シリーズの内野手用における主力モデルの一つが「D5型」になります。
カタログ内ではD5型について「グラブの中心で打球をしっかりつかむグラブ」と紹介されています。
D5型を選んだ理由
今回、私がグローブをオーダーする上で最も重視したことは
「しっかり掴めるグローブを選ぶ」
ことでした。
その理由としては、練習環境の改善や道具の進歩によって打球の速度が向上しており、それに伴って打球へのアプローチやポジショニングも変化させる必要性を感じたからです。
- 速い打球に負けない
- シングル、逆シングルでもしっかり掴める
以上のようなグローブを探したときに、まずウイルソンのDUALテクノロジーシリーズが候補に挙がりました。
その中でも以下の4つが有力候補となり
- D5型
- DS型:D5型より5mm小さい
- DL型:D5型より3mm大きい
- DO型:小指2本入れ対応モデル
最終的には適度な大きさであることや使い方に選択肢の多いD5型を選びました。
「D5型」の魅力
前項の最後で触れましましたが、私の感じるD5型の魅力は
使い方の選択肢が多い
これに尽きると思います。
指の入れ方は通常入れだけでなく小指2本入れも対応可能で、土手紐の巻き方も順巻き、逆巻きのどちらも選択できます。
これにより親指と小指を合わせて掴むような使い方や親指と中指・薬指を合わせて挟むような使い方といったグローブの型や使い方の選択肢を持つことができます。
そしてグローブの造り自体が上記の使い方に適した造りになっているため、グローブの性能を充分に引き出して使うことができると考えます。
また、グローブ自体の大きさはカタログ上ではsize 7=29.0cm*と表記されており、
*捕球面のひとさし指の先端から捕球面に接触させ、土手部の下端までの大きさ
こればかりは個人差もありますが、私には大き過ぎず小さ過ぎずちょうど良い大きさだと感じています。
以上のことからD5型は
しっかり掴めるグローブを使いたいけど具体的な使い方は決まっていない
という方にぜひ試していただきたいグローブだと考えます。
そこからD5型を使っていく中で
もう少し小さい方が良い⇒DS型
もう少し大きい方が良い⇒DL型
小指2本入れこそ至高⇒DO型、86型、87型
と次回以降により自分に適したグローブを選択できるようになるのではと思います。
おわりに
今回はウイルソンのグローブであるD5型について、私が購入した理由や使ってみて感じた魅力をお伝えしました。
私の手元にD5型のグローブが届いてから4か月ほど経ちましたが、オーダーした当初は通常入れで使う予定でした。
しかし、私に適した身体の使い方やグローブの使い方を考える中で小指2本入れの方が適していると考えるようになり、グローブが届いてからは小指2本入れでの型付けを行いました。
型付けの過程についてもお伝えできればと考えています。小指2本入れについては以下も参考になれば幸いです。
すでに実践でも数試合使っており、捕球時の安定感はこれまでにない手ごたえを感じています。
また、捕球が安定することで握り替え⇒送球までの安定感も増しているように思います。
近年は軟式野球、草野球においても打球速度が向上し、速い打球への対応や深い守備位置から緩い打球への対応など、これまで以上に対応する打球の幅が広がっているように思います。
これらの打球に対応するためには、プレーヤー自身が変わるのはもちろんのこと、それに合った道具を選ぶということも必要ではないかと考えます。
もしグローブ選びに迷っている方がいれば参考になれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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